Dec
28th
Tue
28th
ーー小林さんは、長年博士を取り巻く問題を見つめ続けてきました。そんな小林さんからみて、博士の就職問題が発生した原因は何だと思われますか?
(略)
有力大学を中心とする大学の教員のご都合主義、それをあおるような政治的言説、理研のフロンティア研究機構の仕組みの発明、理研を中心とし広がったバイオ研究の規模の拡大、理研、産総研等の独法化、国立大学法人化と21世紀COEなどです。
(略)
政府の大学への研究資金配分政策が十分に吟味されてこなかったのはきわめて問題です!
日本の研究資金配分は、実は世界から見て特殊です。
(略)
このようなpriority fundingを選択する国は稀です。最近ドイツが始めたようですが、これは極端な集中配分をもたらし、かつ規模が大きいので、ポスドクが一部に集中する結果をもたらします。ポスドクを安易に雇う危険性があるのです。
(略)
有力大学を中心とする大学の教員のご都合主義、それをあおるような政治的言説、理研のフロンティア研究機構の仕組みの発明、理研を中心とし広がったバイオ研究の規模の拡大、理研、産総研等の独法化、国立大学法人化と21世紀COEなどです。
(略)
政府の大学への研究資金配分政策が十分に吟味されてこなかったのはきわめて問題です!
日本の研究資金配分は、実は世界から見て特殊です。
(略)
このようなpriority fundingを選択する国は稀です。最近ドイツが始めたようですが、これは極端な集中配分をもたらし、かつ規模が大きいので、ポスドクが一部に集中する結果をもたらします。ポスドクを安易に雇う危険性があるのです。
— 榎本英介「博士漂流時代〜「余った博士」はどうなるか?」P.274-277